結婚相談所の基礎知識(2)
ここからは、メインテーマである<結婚相談所>とはどんなところかを説明いたします。
一般的には<世話好きおばさんが結婚のお世話をするところで、もてない人の集まり>というイメージがあるかもしれませんが、実際はまったく違います。
まず会員の方ですが、<もてない人の集まり>どころか「こんな人ならすごくもてるのでは!?」と思えるような魅力的な男性、キレイな女性等がたくさんいらっしゃいます。
今は昔と違い、自由になった半面、結婚相手は自分で探さなくてはならない時代です。
仕事先等、周りに異性が少ない方は「そのうちに・・・時期がきたら・・・」と思っているうちに出会いがないままどんどん時が経過していきます。
そういう方が「このままではいけない・・・」と感じ、出会いを求めて結婚相談所を利用しますので、<魅力的な男性>・<キレイな女性>・一般的にいわれる<条件の良い方>がたくさんいらっしゃるというわけです。
次に<世話好きおばさんが結婚のお世話をするところ>というイメージですが、確かに今でもそういう昔ながらの、いわゆる<仲人おばさん>もいらっしゃいます。
ですが、これはごく少数で、ほとんどの結婚相談所は、<ブライダルネットワーク>に加盟し、インターネットを駆使して会員の方のサポートをしています。
1つ1つの結婚相談所は、個人経営等の小規模なところが多く(もちろん規模の大きなところもあります)、単体でみると1つの結婚相談所に所属している会員の方の数は多いところで100名くらいです。
「100名しかいないなら、お相手が全然いないのでは?」と思うかもしれませんが、ブライダルネットワークに加盟していればその心配はいりません。
<ブライダルネットワーク>とは、全国にある結婚相談所がお互いの会員の方を共有し、どこの結婚相談所に所属している方でもお相手の対象になるというシステムです。
つまり、例えば千葉に住んでいたとしても、東京だろうが大阪だろうが沖縄だろうが、すべての異性がお相手となるということです。
ですので、1つ1つの結婚相談所の規模が小さくても、全体としては会員数が数万名という非常に大きな規模になり、結婚情報サービスと同等、もしくは結婚情報サービス以上の会員数を誇るのです。
また、結婚情報サービスのマッチング情報を毎月数名分もらうシステムとは違い、結婚相談所では数万名の会員全員の会員情報をすべて閲覧することができます。(同性は閲覧できません。お相手となる異性のみです)
この会員情報は、写真付き(写真のない方もいらっしゃいます)で、個人を特定できる情報以外のプロフィールが掲載されており、ほとんどの結婚相談所にファイルとして常駐してありますので、会員の方はお好きな時に閲覧することができるようになっています。(氏名や住所、電話番号等は掲載されておりません)
また、会員サイトを利用しご自宅のパソコン等で会員情報を閲覧することも可能です。(会員サイトに対応していない結婚相談所もあります)
お仕事から帰ってからや休日等、空いている時間を有効利用できるので、お忙しい方でも無理なく自分のペースで活動ができ、とても便利です。
もちろん会員IDやパスワード等を設定し、会員の方以外は利用できないように配慮してありますので、セキュリティーは万全になっています。
話しをブライダルネットワークに戻しますが、このブライダルネットワークには、日本仲人連盟(NNR)・日本結婚相談所連盟(IBJ)・日本ブライダル連盟(BIU)・良縁ネット(RNT)等の団体があります。
各団体はそれぞれ独立した団体ですので、そこに登録されている会員の方は基本的に違う方ということになります。
ですので、閲覧できる会員情報の数は、それぞれの団体の規模にもよりますし、入会なさった結婚相談所が加盟している団体の数によりかわることになります。
当然1つの団体だけに加盟している結婚相談所より、複数の団体に加盟している結婚相談所の方が会員の絶対数は多くなるということになりますが、ここで気をつけなければならないことは、1団体より2団体が2倍、3団体が3倍という会員数ではないということです。
なぜなら、ある方が複数の団体に加盟している結婚相談所に入会し、複数の団体に登録を希望した場合は、その方は複数の団体に<だぶって登録される>ということになるからです。
このように、だぶって登録されている方がいることを知っておくことは重要です。
また、登録する時にはそれぞれの団体に料金を払う必要がありますから、費用が余分にかかることもあります。
どこの結婚相談所も、このブライダルネットワークのことはあまり触れていませんので、料金等をよく調べてみることをお勧めいたします。
*当結婚相談所は、日本ブライダル連盟(BIU)・日本結婚相談所連盟(IBJ)・良縁ネット(RNT)に加盟しています。